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2016年12月号
「義のために迫害される人々は 幸い」 @
(マタイ5:10)
主任司祭 カレンガ神父

  「いつくしみの特別聖年」の歩みを終えて、その実りとしてメリ・デル・ワル枢機卿の以下の「謙虚さを求める祈り」を、フランス語から訳してみました。これをとなえることでよりキリストに似るものとなりますように。(メリ・デル・ワル枢機卿(1865−1930)は38歳で枢機卿となり、教皇ピオ十世(1903−1914)の国務長官となりました。ピオ十世の列聖式のミサでピオ十二世は次のようにのべられました。「最も困難な、最も険しい、最も責任の重たかった時期にも、彼は最も信頼した国務長官、偉大なる魂、メリ・デル・ワル枢機卿の協力を得て、具体的で適用にも間違いをおこさず、間違いをおこし得ないほどの賢明さに照らされていた事が証明されているのであります」。
   自分を主張しない、高ぶらない、主イエス、
   あなたのような心をお与えください。

イエスよ、わたしを解放してください

わたしの望み から 、評価されたいという思いから        わたしの心を解放してください
愛されたいという思いから、有名になりたいという思いから、
重んじられたいという思いから、ほめられたいという思いから、

好まれたいという思いから、相談されたいという思いから 
認められたいという思いから、理解されたいという思いから
訪問されたいという思いから

侮辱されることへの恐れから、見下されることへの恐れから  わたしの心を解放してください
失望されることへの恐れから、中傷されることへの恐れから
忘れられることへの恐れから、軽んじられることへの恐れから

疑われることへの恐れから、ののしられることへの恐れから
見捨てられることへの恐れから、非難される苦しみへの恐れから

(続きは来月号)

 

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