今日4月1日の日曜日をもって、私が宝塚教会に来るのは最後です。
これで皆様ともお別れ。これまでの皆さんの暖かい励ましとご厚意に心から感謝する次第です
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とお説教を始めたら、皆さんはどんな反応をされるでしょうか。
拍手が沸き起こって「…というのは嘘です」と切り出すタイミングを逃したりするとショックですから、やめておきますが、エイプリルフールの日曜日を活用したいなあ、と思っているのも事実。
ちなみに次に4月1日が日曜日なのは5年後の2012年。
その時は、「今日付けで私は大阪教区の大司教に任命されました」と言いましょう…というのは嘘です。
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というわけで嘘についての教会の教えを復習しましょう。
カトリック教会のカテキズムにはこうあります。
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嘘は、真実にまっこうからそむく罪です。
嘘をつくとは、人を誤りに陥れるために、真実でないことを話したり行ったりすることです。(2483)
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ですから
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嘘は、それ自体としては小罪ですが、正義や愛の徳を甚だしく損なうような場合には大罪となります。(2484)
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故意に人をだます詐欺などは、ことに大きな罪となります。
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では、次のようなことは、罪になるのでしょうか?
皆さん、考えてみてください。
- 冒頭のようなエイプリルフールらしい(?)お説教をすること。
- 母親が、テレビできれいなアイドル歌手を見ている子供に、「この人、お母さんより5歳ぐらい年下かなあ」と(大幅に)サバを読んで言うこと。
- 職場で、丁度お菓子を口いっぱいに食べている最中の上司に電話が入ったとき、「今、別の電話に出ておりまして、お取り次ぎできないのですが…」と返答すること。
- あんまり可愛くない赤ちゃんを、「まあ、可愛らしい赤ちゃん!!」と誉めること。
明らかに冗談であると分かる場合で、しかも実害が出る前にそれが冗談であったと明らかにする場合は罪にはなりません。
これが1や2。
また、
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知る権利を持たない者に真実を明かす義務はだれにもありません(カテキズム2489)
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から、3で具体的な状況まで伝える必要はありません。
4の場合は、相手に害を与えるどころか、元気を与える効果があるわけですから、許されるでしょう。
ただ、いずれにせよ、なるべく常に真実を述べることが優先されますから、3では「今、ちょっと席をはずしております」と言うとか、4では「まあ!きれいなおめめの赤ちゃんだこと!」(目を開けてさえいれば、通常赤ん坊の目はきれいだから)と言う方が望ましいかもしれません。
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厳密には嘘とは違いますが、中傷や陰口、過度のお世辞やへつらいなども避けるべきですし、逆に言うべきことを言うべき相手に言わずにおくことも、真実に反する罪ですので、どちらも気を付けたいものです。
「○○隠し」が多い昨今、やはり誠実さが一番。
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では、美男美女、善人聖人ぞろいの宝塚教会の皆さんが、よきご復活祭を迎えられるようお祈りしております。
(さて、この挨拶は嘘?過度のお世辞?それとも真実?)
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